東京で入手できる流通・小売についての情報を中心とした個人的メモ。ファッションビジネス、フードビジネスが主たる興味の対象です。
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三越、不振店舗閉鎖へ

今週一番インパクトのあったニュースが、三越の4店舗閉鎖のニュースです。

池袋、武蔵村山、名取、鹿児島の4店舗を来年にクローズするとのこと。

名取と鹿児島は行ったことがありませんが、名取について考えてみれば、仙台駅前にパルコもオープンし、仙台店舗への資源集中が大事ということなのでしょうか。仙台店となりの1・4・1ビルにまで売場を広げるということですから、売れない店に足を引っ張られて共倒れになっては最悪ですもんね。

それにしても、名取も武蔵村山も判断が早かったです。つい先日も武蔵村山のイオンモールに行ったのですが、三越は閑散としていて、クローズは時間の問題と思わざるをえませんでした。もともと、地域のお客さんの求めていないお店を出してどうするのという感じでしたし、勇気ある決断といえましょう。

すると気になるのが抜けたあとはどうするのということです。あの立地であの面積をうめるとなると、ちょっと大変です。核テナントとして単一企業でまかなうなら、近所のヤマダ電機に移転してきてもらうということくらいしか思い浮かびません…。それか、もともと日産の工場なのですから日産のショールーム的な業態とかどうでしょう。

さて、武蔵村山よりもびっくりしたのは池袋のほうです。

エリア的に競合する西武、東武という巨大店舗とは別路線で、地元の中高年層の支持を受けていたと思っていたのですが残念です。

こちらは自社物件ということで、他の店の閉店処理にかかる費用をまかなうために売却せざるを得なかったということはないでしょうか?

西武、東武が売場面積競争で継ぎ足し継ぎ足ししてきて、やたら広く買いまわりしにくいお店になってしまっているのに対し、三越はフロアが真四角に近くて程よい面積だし、エスカレーターも真ん中にあって買いまわりしやすい構造です。

コンセプトをきちんとたてて客層をしぼりこみ、狙い通りの集客があれば、巨艦主義でないこれからの百貨店として結構面白い店ではないかと私は常々思っていましたが、そんな悠長なことはいってられないということですね。

こちらも後釜が気になりますが、すぐにヤマダ電機という報道がありました。

ビックカメラが分散している店舗を統合して入るのか、H&Mやユニクロといったアパレルが入るのか(となりがZARAですから相乗効果が期待できますよね)とか思っていたのですが、ついこの間すぐそばに大型店を出したヤマダがくるとは驚きました。しかも2店舗並存させるというのです。

駅から行くと手前のビックカメラからの50m位がどうしても遠くて、あまりうまくいっていないように私には思える現店舗ですので、三越跡に移転ということでしたらよく理解できるのですが、2店舗をあの至近距離でおくのはどうなんでしょうね。お客さんがそんな状態を望みますか? ビックカメラも池袋地区では各店舗でかぶりまくりですが、一応人の流れが違うところに分散されていてすみわけができてるといえなくはないですが、今のヤマダ電機の場所と三越跡で似たような大型店舗をだしてもしょうがないですよね。商品ゾーンを分けてもお客さんに不親切だし。

ただ、三越跡はこの間オープンした高崎駅前のお店のように食料品や書籍、中古ソフトまで含めた、それこそデパートのようなお店になるのでしょうね。それと外食は期待していいでしょうか。立地は抜群ですからゼットンあたりにまとめてプロデュースしてもらったら面白そうです。

今後の展開が気になるニュースでした。

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