東京で入手できる流通・小売についての情報を中心とした個人的メモ。ファッションビジネス、フードビジネスが主たる興味の対象です。
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エキナカ相次ぎオープン、エチカ池袋も来年
(日経MJ2007/8/31の記事より)
10月に立川駅の「エキュート立川」、東京駅の「グランスタ」といういわゆるエキナカ商業施設がオープンするということで、1面が特集記事となっています。

その記事で私ははじめて知ったのですが、池袋にも東京メトロが「エチカ池袋」を2008年12月にオープンさせる計画とのこと。表参道と面積的には同規模のようです。

調べてみると、場所は西口の新線池袋駅(副都心線池袋駅ということですね)のコンコースのようです。確かに無駄に広い感じのスペースですので有効利用になりますね。
副都心線は来年6月の開業予定ですから半年遅れることになります。
また、西口地上に別途商業ビルを建てるようで、一部出入り口がすでに封鎖されています。

西武やパルコなどのある東口に比べるとどうしても地味な感じのある西口ですが、立教大学もありますし、副都心線が開通すれば渋谷・新宿との買いまわりもしやすいということになりますので、どういうテナントを揃えてくるのか楽しみです。


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am/pm、「エーピー・エンタ」出店加速と「フードスタイル」撤退
(日経MJ2007/8/29の記事より)
am/pmはDVDレンタルや書籍販売との複合店「エーピー・エンタ」の出店を来期から加速するとのこと。2008年6月までに約50店に増やし同業他社との差別化につなげるようです。

エーピー・エンタは、現在首都圏に6店舗あり、私は中目黒のお店を一度見に行ったことがあるだけなのですが、コンパクトに売れ筋がそろっていて短時間でのレンタルが可能、ファーストフードもそろっていて、もちろんコンビニとしても機能も揃えているということで、なかなか面白いスタイルだと思っていました。

記事にはもうひとつ大きなニュースがあり(こちらのほうがビッグニュースだと思うのですが…)、生鮮コンビニの「フードスタイル」を首都圏では8月末までに全店閉鎖するとのことです(広島だけ継続)。

また、am/pmは虎ノ門に出していた女性向けコンビニの「ハピリィ」も閉店しています。
ココストアもやはり女性向けコンビニのはしりである「エスココ」を7月末で閉店させていますし、コンビニ新業態もそろそろ成否がわかってきて絞込みの段階になってきたということでしょうか。

女性向けのようにターゲットをいきなり消費者の半分にするような業態は、やはりコンビニには無理があるのではないでしょうか。
そういう意味で、エーピー・エンタは、ちょっと若者向けに偏りすぎているかなという印象でちょっと心配なのですが、どうでしょうか。

ファミリーマートのマイバッグ
(日経MJ2007/8/27の記事より)
ファミリーマートは9月25日から良品計画と共同開発したいわゆるマイバッグを250円で販売し、レジ袋削減につなげる計画のようです。

ファミリーマートのニュースリリース
良品計画のニュースリリース

このレジ袋は綿100%で1サイズだけのようです。良品計画のニュースリリースによると無印良品の店舗でも販売し、ハンコで名前等を入れることもできるようです。

弁当も入るとのことですが、ちゃんと水平に置けるのでしょうか。発売されたら買ってみて試してみたいと思います。
藤巻幸夫氏、IY事業部長退任
(日経MJ2007/8/27の記事より)
元伊勢丹のカリスマバイヤーとして名をはせ、福助を経てイトーヨーカドーの取締役衣料事業部長となっていた藤巻幸夫氏が、8月27日付けで同職を離れるとのこと。健康上の理由で、取締役としては残るということです。

藤巻氏は2005年にセブン&アイグループに入り、IYの衣料部門の建て直しに当たっていましたが、改革途上の退任ということで、裏にどういった事情があるのでしょうか。

今後はどういう仕事をされるのか気になります。日本上陸が決まっている海外アパレルチェーンからヘッドハンティングされたりしていないのかなと、ふと思ったりしました。

コンビニの食品リサイクル取組状況
(日経MJ2007/8/22の記事より)
6月に改正され年内にも施行される改正食品リサイクル法に対応するため、コンビニチェーンの取り組みが加速しているようです。

セブン-イレブン:
9月に提携しているアグリガイアシステムの飼料化工場(佐倉市)が本格稼動、東京23区の1000店舗の食品廃棄物を飼料化し、食品リサイクル率を14%から20%に引き上げる。

ローソン:
現在リサイクル業者6社と組み900店舗で実施しているリサイクルを拡大し、リサイクル率を18.2%から25%に引き上げる。

ファミリーマート:
伊藤忠商事と組んで食品廃棄物を液化飼料にする実験の検証中。秋までに本格的に取り組み、リサイクル率25%を目指す。

ミニストップ:
廃棄食品から生成した飼料で育てた豚や鶏の肉を弁当に使用することで自社内での循環作りを進める。


以上のような各チェーンの取り組みがあるようです。

現在、食品廃棄物の回収には自治体ごとの廃棄物回収の許可が必要ですが、法改正により自社内循環ができれば許可が不要になるとのことで、そうなると広いエリアでの回収物流の仕組みが低コストで実現できる可能性があります。

食品廃棄というとコンビニが悪者のように扱われがちですが、ホテルの宴会やブッフェレストランなどからでる廃棄物だって相当な量があるはずです(単純な比較はできないでしょうが…)。そういった業者のリサイクル率はどうなっているのでしょうか?





日本人の企画するアメカジ
(日経MJ2007/8/20の記事より)
最終面で「日本人が企画し、米国の工場で製造するカジュアルブランド」が特集記事となっています。

ネペンテスが1999年から手がける「エンジニアド・ガーメンツ」は国内60箇所の専門店に卸しているほか、アメリカ、ヨーロッパでも販売しているそうです。今秋からは伊勢丹本店でも扱うとのこと。

アメリカ常駐のディレクター鈴木大器氏が企画し、日本人がかつてあこがれたアメリカ製品のテイストを再現するためにあえて縫製や素材にあらっぽさを残して、ニューヨークの工場で作らせているそうです。

他に「ポスト・オーバーオールズ」、「デア・ザムラー・ソロ」というブランドが紹介されています。

SPAブームのせいでチェーン店のシェアが拡大し、アメリカでも日本でもカジュアル衣料に面白味がなくなってきている反動なのでしょうか。
渋カジブームから20年を経て、ブームの立役者でもあったネペンテスからこのような滋味のあるブランドが出ているというのが頼もしいですね。
ワールド、浦和パルコに新ショップ
(日経MJ2007/8/17の記事より)
ワールドは10月10日にオープンする浦和パルコに、20歳代後半から30歳代を主要顧客とした新ショップ「フォブコープ エンテーゼ」を出店するそうです。
プレスリリース

衣料品・雑貨の他、カフェも併設する約320平米の広さ。店名から分かるように「F.O.Bコープ」の益永みつ枝氏が関わっており、フレンチシックなテイストになるようです。

近年のワールドの新ブランド、新ショップ攻勢は本当にすごいと思います。新しいSCに行くと、必ずいつの間にかワールドのブランド複合ショップの中に迷い込んでしまいます。
これだけの企画・運営ができる人材がいて資金力があり、ファッションのみならずライフスタイルトータルでの商品展開がこの規模でできるのですから、デベロッパーに対する発言力も相当なものなのでしょうね。

私の世代だと、むかし民放FMで昼下がりに放送していた「ワールドオブエレガンス」のイメージが強烈で、細川俊之の語りとテーマ曲、「グランドファッションのワールド」というフレーズが合体して、マダム向けの服の会社という先入観が強かったのですが、オゾックの成功以降はまったく違う会社ですね。
2006年百貨店調査
(日経MJ2007/8/15の記事より)
2006年度の百貨店店舗別の売上高ランキングは

1位 三越 日本橋本店 2784億円
2位 伊勢丹 新宿本店 2570億円
3位 高島屋 横浜店 1729億円
4位 西武 池袋本店 1723億円
5位 阪急 梅田本店 1706億円

ということで、前年度とは3位と5位が入れ替わっています。

ただし単純な比較はできません。
「表の見方」によりますと、

1位の三越は、恵比寿、吉祥寺(2006年5月に閉店しましたが)、多摩センター、その他の小型店が含まれています。
3位の高島屋も港南台店が含まれています。
4位の西武には全店の法人外商の売上高が含まれています。
5位の阪急はイングス館が含まれています。


三越と伊勢丹の経営統合は1位と2位の合体ですからスケールの大きさがわかります。
ちなみにJ.フロントリテイリングの方は、松坂屋本店が8位(1400億円)、大丸は神戸が16位(1008億円)で心斎橋が20位(870億円)です。
ヤオコーのNSC、最大級でオープン
(日経MJ2007/8/12の記事より)
埼玉県を基盤とする食品スーパーのヤオコーは、埼玉県上里町に同社最大級のNSC(近隣型ショッピングセンター)「ウニクス上里」を8月8日ににオープンしました。
38店のテナントも導入した敷地面積6万8千平米の大規模なNSCで、初年度売り上げ18億円を見込んでいるとのこと。

同社のホームページを見ると、「ウニクス」店舗は6店舗目ですが、9月にも千葉県内に7万平米超の店舗がでるようです。
埼玉県ではベイシアのNCSの攻勢もありますし、この業態の競争がますます激しくなりそうです。


郊外や地方都市のロードサイドには、洗練度の違いはあるもののこの手のNSCは昔からありますが、私としては立川の若葉ケヤキモールのような歩いて行けるちょっとおしゃれなNSCが都市部にもっとできるといいなと思います。
23区内などでは大規模SC向けの土地はそうそうないでしょうが、コンパクトにまとまっていながら時間消費に耐えられるようなテナント構成で、都市生活者をターゲットにした商業施設というのはできないものでしょうか…。
オンワード樫山、編集型店舗開発
(日経MJ2007/8/8の記事より)
オンワード樫山は、今秋、都市型大型ショッピングセンター向けに編集型店舗を初めて出店するとのこと。
プレスリリース

自社の6ブランドを中心に雑貨の比率を4割まで高めた20代女性向けの構成で、来夏までに10店舗、3年後には50店舗にする目標。店舗名は「フルキャラット・ユニゾン」で、組曲系のコンサバなイメージとは大分異なるようです。

どこのSCに出るのかは記事にもプレスリリースにも載っていませんでしたが、調べてみたところ、岐阜県のイオン各務原SCに8月24日にオープンするのが1号店のようですね。「都市型大型SC」といえるのか疑問ですが…。

このスタイルではワールドに大きく遅れをとっていますから、巻き返しを期待したいです。

小田急電鉄、ICタグで制服管理
(日経MJ2007/8/6の記事「拝見IT活用法」より)
インターネットオークションでの制服の出品を未然に防ぐ狙いも含め、小田急電鉄は昨年10月にICタグによる制服管理システムを導入したそうです。

昨年10月に約3000人の従業員が着用する制服を一新するにあたり、日立製作所のミューチップに情報を書き込み、データベース管理した上で個人に貸与する仕組みにしたものです。

ICタグは樹脂で覆ったうえで縫い付けてあり、どこに取り付けてあるかはバラバラにしない限りわからないそうです。

ネットへの流出防止だけでなく、風で飛ばされた制帽の持ち主確認や在庫確認にも役に立ち、同業他社からの視察も多いとのこと。

鉄道業界だけでなく、フードビジネスや百貨店など、制服を着用させている他業界でも活用できるのではないでしょうか。
際コーポレーション、深川にすし店オープン
(日経MJ2007/8/3の記事)
「紅虎餃子房」などを展開する際コーポレーションが、7月にすし店「鮨寅一代」を深川ギャザリア・ロータスパーク内にオープンさせたそうです。
下町の寿司屋をイメージした作りで客単価は昼1200円、夜3500円?4000円とのこと。中島社長は「回転ずしよりはグレードの高い中堅クラスのすし店は狙い目」とコメントしています。
確かに、低価格競争と子連れ客取り込みに傾いている回転ずしには飽き足らず、旧来スタイルのすし屋の敷居の高さや接客にもなじめないという層があるような気がします。
20店舗程度まで増やす計画とのことですので、際コーポレーションのノウハウで、おしゃれでリーズナブルなすしチェーンを作ってくれるのが楽しみです。
東急町田の名称TWINSに
(日経MJ2007/8/3の記事)
東急百貨店まちだ店は百貨店としての営業を7月いっぱいで終え改装工事中ですが、業態転換して10月5日にオープンする専門店ビルとしての名称が「町田東急TWINS(ツインズ)」となったそうです。
ツインズというからには道路を隔てて別棟で営業している「TOKYUまちだand YOU」も名称が変わるんでしょうね。そのあたりがホームページをみてもはっきりしないのですが…。

記事によると「団塊ジュニア世代を主要顧客に位置づけ、日常生活に仕えるカジュアル衣料を提案していく」そうですが、東急ハンズが核テナントになるんじゃなかったでしたっけ…。
カジュアル衣料を重視するなら、現在東急ハンズの入っているビルはまるごとファーストリテイリングに賃貸されるという話ですので、厳しい戦いになるでしょうね。
成城石井と小田急百貨店の社員教育
(日経MJ2007/8/1の記事より)
13面に興味深い記事が並んでいました。

「売る技術 光る戦略」というコラム、成城石井は42店の店長全員と酒売場担当者に計32時間のワイン講座を受講させ、ソムリエなどの資格獲得を目標とさせるそうです。
最近高級スーパー業態の競争が激しくなっていますので、単価が高く関連商品の多いワインで差別化していこうという戦略はよく理解できます。最終的には120人が受講するとのこと。
とはいえ、成城石井も基本的にはセルフスーパーなのですから、せっかく獲得した知識をどうお客様に伝えていくか、的確な表現方法を考えないと宝の持ち腐れになってしまいますね。

そのコラムの隣には、小田急百貨店が社内公募で海外研修の派遣者を募り、自主編成売場の強化に向けた人材育成をするという記事がありました。
20代?30代の現場担当者5人を10日間程度、ヨーロッパ、アメリカに送ってグローバルな知識を得るようにさせるそうです。
これまでは会社が海外研修の対象者を選んでいたのを公募制にしたということです。10日で何ができるのかよくわかりませんが、若い人たちにいい刺激となるのでしょう。
業界再編ブームのなか、電鉄系百貨店はどういう方向に行くのでしょうか。
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