東京で入手できる流通・小売についての情報を中心とした個人的メモ。ファッションビジネス、フードビジネスが主たる興味の対象です。
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倒産ラッシュに思う
ちょっと前に鞄メーカーの松崎の経営破たんのニュースがあり、続けて東京ブラウスも同様ということでちょっとしんみりしてしまいました。
両社とも私がかけだし社会人のころに関わったメーカーで、両社の商品をあわせたコーナーを担当していたのです。
特に東京ブラウスさんには接客の研修をしていただいて、けちょんけちょんにやられたものの、その時に講師の方に言っていただいた言葉がその後の仕事への原動力になったりして、思い出深いメーカーだったので本当に残念です。

また、オリゾンティの民事再生法申請のニュースも入ってきました。
90年代中ごろは人気インポートブランドをかかえて飛ぶ鳥を落とす勢いでしたが、自社ブランドを出した辺りから迷走しだした感じですね。千駄ヶ谷のオフィスにも何度か伺わせていただきました。

今はまったく異なる業界に身をおく私ですが、こういうニュースで昔を思い出すのも寂しいものです。

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ポイント、店舗大型化
(日経MJ2007/10/17の記事より)
カジュアルウェアの「グローバルワーク」「ローリーズファーム」などを展開するポイントは、主力ブランド店舗の大型化に取り組むそうです。

12月1日にららぽーとTOKYO?BAYにオープンさせるグローバルワークの大型店では、標準店にはない雑貨やよそ行きにも着られる服などを加え、標準店の3倍の約760平米の規模になるようです。

現在、郊外のショッピングモールなどで見られるグローバルワークの店舗でも十分に広いと私は思っていたのですが、その3倍の面積となるとどんな品揃えになるのか、ちょっと怖い気がします。
なんでもあるけど欲しくなるものが見つからない状態や、どこにでもあるような雑貨で場所を埋めている状態にならなければよいのですが。

また、ローリーズファームでも既存の2.5倍規模の大型店を検討中のようですが、ファッション性が薄まるのではないかと不安に感じます。

大型店と標準店をうまく住み分けさせて、ブランドイメージを損なわないような展開を期待したいです。
藤巻幸夫氏、IY事業部長退任
(日経MJ2007/8/27の記事より)
元伊勢丹のカリスマバイヤーとして名をはせ、福助を経てイトーヨーカドーの取締役衣料事業部長となっていた藤巻幸夫氏が、8月27日付けで同職を離れるとのこと。健康上の理由で、取締役としては残るということです。

藤巻氏は2005年にセブン&アイグループに入り、IYの衣料部門の建て直しに当たっていましたが、改革途上の退任ということで、裏にどういった事情があるのでしょうか。

今後はどういう仕事をされるのか気になります。日本上陸が決まっている海外アパレルチェーンからヘッドハンティングされたりしていないのかなと、ふと思ったりしました。

日本人の企画するアメカジ
(日経MJ2007/8/20の記事より)
最終面で「日本人が企画し、米国の工場で製造するカジュアルブランド」が特集記事となっています。

ネペンテスが1999年から手がける「エンジニアド・ガーメンツ」は国内60箇所の専門店に卸しているほか、アメリカ、ヨーロッパでも販売しているそうです。今秋からは伊勢丹本店でも扱うとのこと。

アメリカ常駐のディレクター鈴木大器氏が企画し、日本人がかつてあこがれたアメリカ製品のテイストを再現するためにあえて縫製や素材にあらっぽさを残して、ニューヨークの工場で作らせているそうです。

他に「ポスト・オーバーオールズ」、「デア・ザムラー・ソロ」というブランドが紹介されています。

SPAブームのせいでチェーン店のシェアが拡大し、アメリカでも日本でもカジュアル衣料に面白味がなくなってきている反動なのでしょうか。
渋カジブームから20年を経て、ブームの立役者でもあったネペンテスからこのような滋味のあるブランドが出ているというのが頼もしいですね。
ワールド、浦和パルコに新ショップ
(日経MJ2007/8/17の記事より)
ワールドは10月10日にオープンする浦和パルコに、20歳代後半から30歳代を主要顧客とした新ショップ「フォブコープ エンテーゼ」を出店するそうです。
プレスリリース

衣料品・雑貨の他、カフェも併設する約320平米の広さ。店名から分かるように「F.O.Bコープ」の益永みつ枝氏が関わっており、フレンチシックなテイストになるようです。

近年のワールドの新ブランド、新ショップ攻勢は本当にすごいと思います。新しいSCに行くと、必ずいつの間にかワールドのブランド複合ショップの中に迷い込んでしまいます。
これだけの企画・運営ができる人材がいて資金力があり、ファッションのみならずライフスタイルトータルでの商品展開がこの規模でできるのですから、デベロッパーに対する発言力も相当なものなのでしょうね。

私の世代だと、むかし民放FMで昼下がりに放送していた「ワールドオブエレガンス」のイメージが強烈で、細川俊之の語りとテーマ曲、「グランドファッションのワールド」というフレーズが合体して、マダム向けの服の会社という先入観が強かったのですが、オゾックの成功以降はまったく違う会社ですね。
オンワード樫山、編集型店舗開発
(日経MJ2007/8/8の記事より)
オンワード樫山は、今秋、都市型大型ショッピングセンター向けに編集型店舗を初めて出店するとのこと。
プレスリリース

自社の6ブランドを中心に雑貨の比率を4割まで高めた20代女性向けの構成で、来夏までに10店舗、3年後には50店舗にする目標。店舗名は「フルキャラット・ユニゾン」で、組曲系のコンサバなイメージとは大分異なるようです。

どこのSCに出るのかは記事にもプレスリリースにも載っていませんでしたが、調べてみたところ、岐阜県のイオン各務原SCに8月24日にオープンするのが1号店のようですね。「都市型大型SC」といえるのか疑問ですが…。

このスタイルではワールドに大きく遅れをとっていますから、巻き返しを期待したいです。

日経MJ 2006/7/7 気になる記事
H&M、高級価格ブランド展開へ
スウェーデンのカジュアル衣料品チェーン、へネス&モーリッツは、高級価格帯ブランド店を2007年春に出店するそうです。すでに全世界で1200店を越えた基幹ブランドを補完し、さらなる顧客層拡大をねらうようです。

・産業系、文化系
「味かげん」というコラムで大阪外食産業協会の亀岡育男氏の「これからの外食店は"産業系"と"文化系"の選択を迫られる」という言葉が紹介されています。前者がセントラルキッチンの活用やマニュアル化による多店舗展開による経営、後者は地域性や独自性を重視した少数店舗の経営、ということのようです。
そして、関西の外食経営者の間で"産業系"への偏向が目立ち、失敗例が後を絶たないとのこと。
なるほどな、と思います。確かに金太郎飴的なチェーン店より個性・独自性のある個店が活性化したほうが、消費者にとっても楽しいですよね。
しかしながら、成功した経営者が規模の拡大を迫られるのは資本主義経済として当然でしょう。グローバルダイニングゼットンという企業がいわば"文化系"から"産業系"への成功例として存在している以上、これを目指す傾向は必然ですよね。

・六本木、GRACE(最終面)
建設中の東京ミッドタウンの近くに7月6日開業した複合飲食ビルです。
こんな世界があるのですね。自分には無縁です。
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